モロッコでの活動も残り半年の任期となり、最近は活動や言語習得に関して少しずつ焦ってきているのが現状です・・・。
このブログでもいくつかの投稿にて書いていますが、モロッコの公用語はアラビア語とベルベル語ですが、フランスの元植民地であったために行政機関や商業、大学などの教育機関ではフランス語も広く使われます。
モロッコに派遣されるJICAボランティアは、派遣前訓練でほとんどの人がフランス語を勉強します(最近では職種や配属先によってはアラビア語を勉強する隊員も出てきているようですが)。そしてモロッコに赴任してからは3週間、青年海外協力隊員はアラビア語モロッコ方言(ダリジャ)を、シニアボランティアの方々はフランス語を追加で学びます。私もフランス語を訓練所では勉強し、モロッコに赴任してからはアラビア語モロッコ方言を習いました。
日頃の活動では、任地に赴任した当初はほとんどダリジャが話せなかったので、フランス語中心で活動してましたが、私が一緒に活動する女性たちはフランス語はほとんど話せないので、必然的にダリジャでのコミュニケーションが中心となってきました。
付け加えて言うと、私の任地グルミマは北アフリカにいる先住民ベルベル人が多く住む地域なので、現地の人たちの会話はベルベル語。私の同僚たちも、私と話す時はダリジャですが、彼ら彼女らの間の会話は全てベルベル語です。私はベルベル語は挨拶程度しかわからないので、未だに現地人同士の会話の理解は苦労しています。
そんな複雑な語学環境の中にいるのですが、言語の習得は好きなので、モロッコ赴任中には出来るだけフランス語、アラビア語(ダリジャ)、そして欲を出せばベルベル語も頑張りたいと思ってきました。
ただ、実際はこれら3つの言語を同時に学ぶのは楽ではなく、ぶっちゃけ今まで言語の学習にはとても怠けてきました・・・。
ですが、残り半年の任期となると、もうモロッコ生活での終わりも見えて来て、最近はこれじゃいけない・・・と思ってきているところです。
ちなみに、今年5月に受験してブログにも詳細を書いたDELF(フランス語試験)のB1レベルですが、結果が出ました。
信じ難いですが、なんと合格・・・!!
合否は実は今年8月ぐらいには分かっていたのですが、総合点数や各分野の内訳は証書をもらうまで分からず、証書をもらうまでは本当に受かっているのか確信がなくて、9月に入ってから試験を受けたメクネスまで行って証書をもらってきたのでした。
総合的な点数は思ったよりも悪くなかったのですが、4つある分野(会話、筆記、読解、聞き取り)の中では、インプットの分野(つまり読解と聞き取り)の点数が圧倒的に悪く、また逆にアウトプットの分野(つまり会話と筆記)は点数がわりと良かったのです。普段の生活では、フランス語でモロッコ人と会話をする時に、聞き取りと会話力が必要なので、この2つの分野は点数的に良いのでは?と思ったけど、なぜか日頃やっているはずの聞き取りは悪く、日頃全く行っていない筆記がなぜか良くて、意味不明です・・・。
来年の2月には次のレベルであるB2を受けようと思っているのですが、何しろB1からB2でレベルが一気に上がるので、B1を受けた時に「落ちた・・・」と思っていた私が、B2に合格するには相当な努力が必要となります。
その対策として、ラバトに行って対策本を買おうと思い、大型の本屋さんに行ったのですが、残念ながらB1以下のレベルは在庫ありで、B2以上の本は在庫なし・・・。ラバトなんてそんなにしょっちゅう来れるところじゃないからどうしよう・・・と肩を落として帰って来たのですが、本屋によると近日中に入荷予定らしく、再来週には近郊に住む隊員がラバトに行く機会があるそうなので、彼女に購入をお願いしようと思ってます。
あとは、できるだけ聞き取り強化のために毎日フランス語のラジオ(NHKやRFIなど)を聞きリスニング力を養い、読解強化のためにはフランス語のニュースを一日最低一本は読もうとしていますが、時々三日坊主的な部分あり・・・。
同時に、帰国前にもう少しちゃんとダリジャの習得もしたいし、アラビア語の文字も読み書きできるようになってから帰りたいので、最近はアラビア文字の練習本(子供用)のを買って、アラビア文字の学習に励もうとも思ってます。
余談ですが、昨日久しぶりにイギリス人の友達とSkypeで喋ったら、久しぶりに英語を喋ったせいで、単語がうまく出てこない部分も多く、なんだかちょっとショックでした・・・。言語ってやっぱり使わないと忘れてしまうものですね。英語も忘れないように継続しないといけません。
このブログでもいくつかの投稿にて書いていますが、モロッコの公用語はアラビア語とベルベル語ですが、フランスの元植民地であったために行政機関や商業、大学などの教育機関ではフランス語も広く使われます。
モロッコに派遣されるJICAボランティアは、派遣前訓練でほとんどの人がフランス語を勉強します(最近では職種や配属先によってはアラビア語を勉強する隊員も出てきているようですが)。そしてモロッコに赴任してからは3週間、青年海外協力隊員はアラビア語モロッコ方言(ダリジャ)を、シニアボランティアの方々はフランス語を追加で学びます。私もフランス語を訓練所では勉強し、モロッコに赴任してからはアラビア語モロッコ方言を習いました。
日頃の活動では、任地に赴任した当初はほとんどダリジャが話せなかったので、フランス語中心で活動してましたが、私が一緒に活動する女性たちはフランス語はほとんど話せないので、必然的にダリジャでのコミュニケーションが中心となってきました。
付け加えて言うと、私の任地グルミマは北アフリカにいる先住民ベルベル人が多く住む地域なので、現地の人たちの会話はベルベル語。私の同僚たちも、私と話す時はダリジャですが、彼ら彼女らの間の会話は全てベルベル語です。私はベルベル語は挨拶程度しかわからないので、未だに現地人同士の会話の理解は苦労しています。
そんな複雑な語学環境の中にいるのですが、言語の習得は好きなので、モロッコ赴任中には出来るだけフランス語、アラビア語(ダリジャ)、そして欲を出せばベルベル語も頑張りたいと思ってきました。
ただ、実際はこれら3つの言語を同時に学ぶのは楽ではなく、ぶっちゃけ今まで言語の学習にはとても怠けてきました・・・。
ですが、残り半年の任期となると、もうモロッコ生活での終わりも見えて来て、最近はこれじゃいけない・・・と思ってきているところです。
ちなみに、今年5月に受験してブログにも詳細を書いたDELF(フランス語試験)のB1レベルですが、結果が出ました。
信じ難いですが、なんと合格・・・!!
合否は実は今年8月ぐらいには分かっていたのですが、総合点数や各分野の内訳は証書をもらうまで分からず、証書をもらうまでは本当に受かっているのか確信がなくて、9月に入ってから試験を受けたメクネスまで行って証書をもらってきたのでした。
総合的な点数は思ったよりも悪くなかったのですが、4つある分野(会話、筆記、読解、聞き取り)の中では、インプットの分野(つまり読解と聞き取り)の点数が圧倒的に悪く、また逆にアウトプットの分野(つまり会話と筆記)は点数がわりと良かったのです。普段の生活では、フランス語でモロッコ人と会話をする時に、聞き取りと会話力が必要なので、この2つの分野は点数的に良いのでは?と思ったけど、なぜか日頃やっているはずの聞き取りは悪く、日頃全く行っていない筆記がなぜか良くて、意味不明です・・・。
DELF B1の合格証明書 |
来年の2月には次のレベルであるB2を受けようと思っているのですが、何しろB1からB2でレベルが一気に上がるので、B1を受けた時に「落ちた・・・」と思っていた私が、B2に合格するには相当な努力が必要となります。
その対策として、ラバトに行って対策本を買おうと思い、大型の本屋さんに行ったのですが、残念ながらB1以下のレベルは在庫ありで、B2以上の本は在庫なし・・・。ラバトなんてそんなにしょっちゅう来れるところじゃないからどうしよう・・・と肩を落として帰って来たのですが、本屋によると近日中に入荷予定らしく、再来週には近郊に住む隊員がラバトに行く機会があるそうなので、彼女に購入をお願いしようと思ってます。
あとは、できるだけ聞き取り強化のために毎日フランス語のラジオ(NHKやRFIなど)を聞きリスニング力を養い、読解強化のためにはフランス語のニュースを一日最低一本は読もうとしていますが、時々三日坊主的な部分あり・・・。
同時に、帰国前にもう少しちゃんとダリジャの習得もしたいし、アラビア語の文字も読み書きできるようになってから帰りたいので、最近はアラビア文字の練習本(子供用)のを買って、アラビア文字の学習に励もうとも思ってます。
今日買ったアラビア文字の本。 ホワイトボード用マーカーペンで書いて消せるという、 練習には繰り返し使える優れもの! |
余談ですが、昨日久しぶりにイギリス人の友達とSkypeで喋ったら、久しぶりに英語を喋ったせいで、単語がうまく出てこない部分も多く、なんだかちょっとショックでした・・・。言語ってやっぱり使わないと忘れてしまうものですね。英語も忘れないように継続しないといけません。
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