2018/05/26

スーダン生活1ヶ月 / 1st month of my stay in Sudan

スーダンに来てからあっという間に1ヶ月以上が経ちました。
こちらは毎日最高45度(湿度は低い)で、毎日汗だくになりながら暮らしてます(笑)。

10日ほど前にラマダン(断食の月)が始まりました。ラマダンをイスラム教の国で迎えるのは今回が6回目。初めてラマダンをモロッコの砂漠地方の田舎で過ごした時には、私も完全に断食したんだけど、慣れない環境でやったこともあり、25日目には高熱を出して寝込んだことがあります(笑)。この過酷なスーダンの環境で断食をやるのは危険だと思い、今年はランチを抜く程度のプチ断食しかやっていません。

ちなみに、同じイスラム圏でも、日没後に食べる食事は国によって異なるんですね。モロッコではハリーラというトマトスープや茹で卵、シュバキア(お菓子)、フルーツジュース、ナツメヤシなどを食べますが、スーダンでは全く違う食事を食べ、共通するのはナツメヤシくらいしかありません。

協力隊員だった頃はモロッコの田舎でコミュニティの中に溶け込んで活動していたこともあって、毎日同僚やコミュニティの人に呼ばれて日没後の食事を地元の家庭で過ごしていて、それが結構楽しかったし、断食するやりがいみたいにもなっていたんだけど、やっぱり首都にある国連j事務所で働いていると、モロッコの首都にいたときもそうだったけど、家に招待されることはないので、ちょっと寂しいし、地元の人の生活を垣間見れないのが残念・・・。

仕事の方は少しずつ慣れて来てますが、まだ知らないこともたくさんあります。幸い、同僚たちが優しいので、わからないことがあって聞きに行くと説明してくれます。
うちの事務所。平屋の木造の建物で、
もう40年くらいここ使ってるらしい。

この前上司から私の属するプログラム部署のスタッフの更新された業務が発表されたんだけど、私がこれから担当する業務としては、南スーダンからの難民の支援をするプロジェクトと、スーダンにいる無国籍者の支援をするプロジェクトのパートナーシップ形成、プロジェクトのモニタリング・評価などがメインとなりそうです。

ちなみに、スーダンのUNHCRは事務所が12箇所あって、全体で400人ほどのスタッフのを抱えてます。首都ハルツーム事務所だけでも100人くらい(?)のスタッフがいます。そしておそらくその1/4くらいが非スーダン人(つまりインターナショナル)スタッフなんだけど、数えたら多分少なくとも25ヵ国くらいのいろんな国籍の人がいます。ちなみに、日本人は現時点では、UNHCRハルツーム事務所およびスーダンのオペレーション全体をまとめる代表(女性)と私のみ。

住むところも無事に決まって、今は自分1人で住むには勿体無いくらいに大きめのアパートに住んでます。数ヶ月前までの勤務地だったモロッコから送った小物を早速家の至るところに散りばめてます。この暑さで事務所から遠くに住むのは嫌だったので、事務所から徒歩10分以内にあるアパートに住んでます。
通勤路①。ちょっと砂埃飛んでたから暗い。
ちなみにうちは中央にある高い建物。
通勤路②。特別なものは、、、特に何もない。。。

うちのリビング。外から見たらなんかヤバそうだけど、
中はなかなかでしょう?

うちの目の前は糖尿病の病院らしい。よく患者さん?が待ってるんだけど、
待合室らしきものは、なんと屋外。。。
写真中央の白っぽいプレハブの屋根の下の日陰に椅子が並んでて、
平日は数人がそこに座って待ってる。

掃除してもすぐに砂埃が溜まる。。。

数日前に初めてハブーブ(砂嵐)に遭遇しました。夜だったからよく見えなかったけど、強風が吹いて砂埃が空中に舞い上がっって、あたりが茶色っぽくなってました。コンタクトレンズの私には辛いんですが、幸い、暑くって砂埃っぽい気候に住むのは今回が2度目なので、まあなんとかボチボチやってます。以前いたモロッコ首都ラバトでは、海に近かったから家がカビにやられて嫌だったけど、スーダンは乾燥してるから洗濯物もすぐに乾くのは助かる!

ってか感じで元気にやってま〜す。特に何にも特別なことはないんですが、こんな感じで定期的に更新できればと思ってます!