2013/09/27

モロッコ赴任6ヶ月目に考えること / My thoughts 6 months after being posted to Morocco

モロッコに赴任して、早くも6ヶ月が経った。

モロッコに青年海外協力隊員として到着したのが、2013年3月26日。

ちょうど、その6ヶ月後の9月26日の早朝は、JICA事務所にて行われる先輩隊員たちの報告会と送別会に参加するために、夜行バスで首都ラバトに向かっていた。バスの中では、モロッコ赴任後6ヶ月経った自分の今までの活動を振り返って色々考えてみた。

今までに、モロッコでは周りの人たちや活動の環境にもわりと恵まれ、特にすごく苦労することもなく、活動を進めることができてきている。

それは、JICA事務所や、仲間の隊員たち、そしてカウンターパートや任地の人々など、多くの人々に支えられてきたおかげ。

この前終えたJICAとカウンターパートとの三者協議では、今までの活動を振り返り、今後残りの任期の活動計画を話し合った。残り1年半でどんな活動を展開すべきか、なんとなく先の展望が見えて来た。

でも同時に、「こんな感じで私の活動はいいんだろうか?」と自分の活動ややり方に疑問を持つこともある。もちろん、ボランティア募集の時点で、調整員が任地にて調べたニーズを元に、要請(活動内容)が既にある程度は決まっているし、赴任してからニーズが変わっていることもあるので、カウンターパートやJICAとも相談しながら、活動目標や活動内容を改めて確認して決めるのだけれど、その後どうやって何を行うかは、ボランティア次第の部分も多かったりする。

私は、自分の活動の方針として、「現地のニーズに合った活動を、現地の人と一緒にすること」を信念の1つとして持っている(つもりだ)。そして、私のようなボランティアがいなくなっても、いずれはコミュニティーの人たちが自立して発展し続けられるような活動をすることを、常に念頭に考えて活動をしているつもりだ。

でも、時々それが見えなくなったり、自分だけ突っ走ってしまったときもあるのかもしれない。そういう時こそ、改めて客観的に自分の活動を振り返ってみる必要があるのだな、と再確認。

私の任地は、モロッコの公用語であるアラビア語と、行政や商業で広く使われいてるフランス語よりも、ベルベル語が日常会話で使われる。モロッコ隊員は、派遣前に訓練所でフランス語を2ヶ月間学び、モロッコでは首都ラバトで3週間アラビア語を学んでから、任地に派遣される(2013年9月時点)。でも、私の任地はベルベル語が主だから、アラビア語とフランス語に加えて、ベルベル語を学ぶことが必要となってくる。

任地には、アラビア語もフランス語も話せる人もいるので、ベルベル語習得は必須ではない。でも、任地の人はベルベル語を話すと喜んでくれるし、年配の人はベルベル語しか理解できない人もいる。私の活動する女性団体でも、女性同士はいつもベルベル語で会話している。

本来、村落開発普及員は、派遣された村落のコミュニティーの人々の生活を向上させることが大目標なわけだから、コミュニティーの人々の日常会話や、調査などを通して、彼ら・彼女らがどんな問題を抱えているか、どんな生活側面をもっと良くしたいかなどを理解することが大事とされる。

でも、そんな彼ら・彼女らの日常会話はベルベル語なので、それさえも私は理解できないのだ。(多分、その会話がたとえ全てアラビア語であったとしても、全部は理解できないだろうけど・・・。)

ベルベル語はまだ挨拶とランダムな単語しか理解できず、アラビア語も日常会話程度しかまだ理解できない私に対しても、任地の人々は常に優しい。

逆に、そんな私にでも優しくしてくれると、なんだか申し訳ない気分になる。だって、彼ら・彼女らのニーズを理解して、それに合った活動をやろうとしているのに、言語的な壁が邪魔して、もしかしたら本当に必要とされている活動ができていないのかもしれないのに。そう考えると、なんだか悲しく、悔しくなって、涙が出て来た。

今までは、ぶっちゃけアラビア語とベルベル語を習得する努力をあまりしてこなかった。だけど、赴任後6ヶ月経った今、これじゃいけないんだって思った。

もっと努力しなくては。
もっと言語を勉強しなくては。
そして、もっと任地の人たちのことを理解しなくては。
そして、もっと任地の人たちに貢献できるような活動をしていかなくては。

これまでに、任地で私を支えてくれた人々に感謝です。
そして、これからもっと努力していきたいと思います。



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