2015/08/24

南米旅行① ペルー編 (2) / A trip to South America 1: Peru (2)

前回に続き、南米旅行①ペルー編第2弾。

ここまでのお話は前回の記事をご覧ください。
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無事にクスコに着いた私たちは、リマのモダンで西洋的な雰囲気とは一変して、私たちの想像していたアンデスの雰囲気により近いクスコに、着いた途端に魅了された(気がする)。

リマは旧市街は確かに古い建物もたくさんあったけど、クスコの場合はさらにたくさん古い建物や歴史的建造物などがあり、また周りにはアンデス山脈がそびえ立ち、とても風景が美しい。

クスコの空港で私たちを迎えてくれた、旅行会社の女性に案内されて、早速ホテルへ到着。すごく街の中心地から近いホテルで、部屋もきれいだし、雰囲気も良い!そして何と言っても、街の雰囲気が素敵!

荷物を降ろした後にメインの広場に行ってみると、観光客や地元の人で賑わっていて、広場に面したところにある古い教会や、広場の方へ突き出したバルコニーがあるレストランなどが印象的。そして、リマではあまり見ることがなかった、カラフルな風呂敷を背負って帽子をかぶった恰幅のいいおばちゃま達・・・。


そして、夕食時には、広場が一望できそうなバルコニー付きのちょっと高級そうなレストランに入ってみることに!高山病防止ってこともあって、3人ともスープとパンくらいしか食べなかったけど(標高が高いと、消化器官が鈍るらしく、普段よりも消化に時間がかかるらしい)、レストランではアンデスのフォルクローレが始まって、いかにもペルーに来た!という感じだった。


そして、翌日からは早速クスコ市内観光へ!
と思ってホテルを出たら、早速近くの道で、可愛いおばちゃんと子羊ちゃん達を発見・・・。モロッコでもあったけど、観光客向けに民族衣装とか着て、一緒に写真撮っていいからお金くれっていうパターン。でもあまりにも可愛かったし、まだこういう写真撮ってないから、まあお金払ってもいいか!と思って、少額のチップを渡して写真撮影させてもらうことに。


そして、クスコ市内にあるインカ博物館に立ち寄ってみた。
ここには、インカの歴史の説明や、衣服、食べ物、陶器、家、土地、人物などに関するいろんなものが展示されている。だけどその情報を一気に吸収するのも難しい・・・。
そんな中、私にはひときわ興味深かったのは、織物!
この博物館の中庭には、女性が織物を実際に作っていて、どうやって作るか見学することができる。モロッコでも織物の作り方を見てきた私にとっては、すごく興味深い・・・。
これは織物に詳しい人によると、腰織という織り方らしい。モロッコの場合は女性が織るのはだいたいがボシャルウィットなど、縦型の織り機を使って織るけど、ペルーのアンデス地方だと、この腰織が主流みたい。この色とりどりな織物、いかにも南米っぽくって、見ているだけでも楽しい・・・。

できた作品は、こんな感じで売っていました。

はてさて、街を散策し続けると、ちょくちょくこんなに可愛らしい人や動物に会って、その度に止まってしまう。


でも、教会の屋上まで息をゼイゼイ切らしながら登ってみたり、市場を見学したりして、

そして、広場まで戻ってきた。

午後は、ガイド付き半日ツアーで、市内の教会と郊外の遺跡などを見学。

遺跡の写真よりは、私が気に入ったのは、やはりカラフルな民族衣装を着たおばちゃん達・・・。観光客向けにやっているのはわかってるけど、どうしても壮大な景色とこのカラフルな衣装に惹かれてしまう。。。(そして動物も可愛い・・・)
こちらは、郊外にあるサクサイワマンという、インカの神殿である遺跡。この巨大の石を数キロ離れた石切場から運び、パズルのように当てはめていったと思うと、インカの人は本当にすごい・・・。



他の遺跡とかも行ったんですが、遺跡の凄さは実際に行ってみないとわからないし、説明がないとその歴史的価値もわからないと思うので、ここでは私が撮った写真で好きなものを中心にアップしてます(笑)。

 ツアーから帰ったらもう暗くなってて、広場に行ったら、なんとフォルクローレのショーみたいなのをやっていた。でも、この写真はショーにこれから出る人たちが影で練習している姿!素朴な若い男女が一緒に踊っていて、可愛かった!


そして高山病防止にコカ茶を飲んで、夕食を食べて、翌日からのマチュピチュツアーに控えたのでした。

マチュピチュへの旅に関しては、次回!

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