2013/07/25

ラマダン折り返し地点! Halfway through Ramadan!

7月10日にスタートし、30日間続くラマダン(イスラム教徒が日の出〜日没まで飲食を絶つイスラム暦の月)ですが、今日で15日目、つまり折り返し地点に来ました!

これまでに、毎日日中は屋外気温が42〜45度、日中室内温度は35〜37度くらいまで上がるくらい、グルミマでは過酷な夏が続いてますが、一応そんな中で、私も現地のイスラム教徒たちに混じって、ラマダンを続けてます!
私の部屋の温度計。
午後6時過ぎだというのに、室内温度は38.7度!

ラマダン中は活動も1日1時間半〜3時間と普段よりも少ないために、日中飲食を絶つのはしんどいのですが、なんとかこの気候の中継続できてます!体調も今のところ崩してません!健康に育ててくれた親に感謝ですね!

しかし、やはり夏のラマダンはキツいです。日中食事ができないのはまだいいとしても、水を飲めないのは本当にしんどいです・・・。現在活動先で週に3回英語を教えているのですが、授業ではしゃべる機会が多いために終わった後は喉カラカラ・・・。

ラマダン開始から今までの15日間、14の異なるモロッコ人家庭にてルフトールを頂きました(ちなみにこれは私1人の人脈じゃなくって、近くに住むピースコー(青年海外協力隊の米国版)のボランティアの人脈もあってできています)。こうやって、現地の人と一緒に断食して、一緒に日没時のアザーン(お祈りへ来いよ〜の呼びかけの声)を聞き、一緒にルフトールを迎える、というのはモロッコ人と気持ちを共にして交流したり、彼らの文化や生活習慣を理解する良い機会になります。

ただ、フランス語も英語も通じなく、アラビア語とベルベル語しか通じない家庭にお世話になる時は、会話についていけなくて、質問されても何言っているかわからなかったりするので、ちょっと疲れたりもします・・・。
今まで頂いたルフトールはこんな感じで外で食べることが多かった。
日没後は外の方が涼しいし、天気が良いと月が見えて、
月明かりに照らされて食事ができるのはなんだか素敵!
こんな大自然に囲まれながら屋外で頂いたルフトールも。

ルフトールはいつも食事が食べられる時間(つまり日没時)の30分程前にお宅に行っているので、準備の段階から見ることはあまりなかったのですが、2回程活動先のベルベル人集落にて準備の段階から見学させてもらうことがありました。

女性たちは午前中に家事や農業などの仕事を終えて、お昼のお祈りを済ませたあとは一旦お昼寝をします。何しろ午後は暑くって、お腹空くし、喉の乾きもMAXになるから、寝た方が一番楽なのです。そして、午後4時頃に起きてルフトールの準備をし始めます。

ルフトールには必ずと言っていい程パンが出てきますが、田舎の家庭ではこのパンを小麦粉を使って練るところから始めます。そして庭にある石窯で、枯れたヤシの木の葉っぱを燃やしてパンを焼きます。


あと、色んな家庭に行って気づいたのは、羊を飼っている家庭が多いこと!羊に加えてヤギとかウサギを飼っている家庭もありました。


ちなみに今日お世話になった家庭では、アラブ音楽で代表的な「ウード」という弦楽器と「ダラブッカ」という打楽器が置いてあり、息子さん2人が見事な楽器のコラボレーションを見せてくれました!ベリーダンスを通してアラブ音楽が好きになったので、ベリーダンスの音楽でもよく使われるウードとダラブッカの楽器のコラボレーションが聞けて良かったです!


私もちょっと楽器に触らせてもらいましたが、なかなか難しい!やっぱり上手に弾けるようになるまでは何事にも時間がかかりますね。


では、残すところあと15日のラマダンですが、引き続き頑張って最後まで断食を達成したいと思います!

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