2013/04/11

ホームステイ@モロッコ人家庭 / Homestay at a Moroccan family

今日でモロッコ人家庭にホームステイし始めてから約10日が経ちました。
ホームステイの暮らしも始めは緊張したものの、最近は大分慣れてきました。
今回は、今まであまり詳細に渡って書いていなかったホームステイについて書きたいと思います。

私がお世話になっている家庭は5人家族。お父さんお母さんに3人のお子さんがいます。お子さんは16歳、14歳、13歳で、みんな仲良しです。家はラバトの中心地からわりと近い下町的な住宅街にあるマンションにあります。同じマンションの1階には私のホストマザーのお姉さんが家族が住んでおり、そこでは同期隊員がステイしています。モロッコ家庭では家族同士の絆が日本よりも強いのか、よく親戚の人たちが遊びに来たりします。電話でもしょっちょう家族や友人(?)と会話しています。みんなとても優しく、私のめちゃくちゃなフランス語でも一生懸命聞いてくれます。
近くに住む親戚が遊びに来ていました。

すぐ近くにはモスクがあり、毎日5回のアザーン(お祈りに来いよ〜の呼びかけの声)がよく聞こえてきます。特に朝1回目のアザーンは早朝5時頃に鳴るのでステイし始めの頃はよくこれで起こされてましたが、最近は目覚ましが鳴るまで爆睡してます(笑)。

また、住宅街のすぐ裏では野菜や日用品市場が毎日出ていて、毎日近所の住民でにぎわっています。
ここでは野菜以外にも、中古の靴まで売っている!

毎日の朝食はシンプルで、モロッコ式パンのホブスに加えてウェハウスやクロワッサン、パンケーキのような薄手の生地のお菓子のようなもの、そしてミントティーが出ます。

平日の昼は、語学学校の近くでサンドイッチを食べています。ドリンクも一緒に頼むと大体250円くらいです。よくその辺にいる野良猫が食べ物を客からねだるためにウロウロしてます(笑)。

夜7時頃、ちょうど日本ではそろそろ夕食前でお腹がすいてきたな・・・という頃には、お茶とお菓子を食べます。最初はそれが夕食かと思ってはりっきってたくさん食べたところ、ホストマザーが「じゃあこの後私は夕食の準備をするわね」と言ったので、「え?今のは夕食じゃなかったの?」と訪ねたら、「違うわよ、これから夕食よ」といった感じで、実はモロッコにはお茶の時間が夜7時頃にあり、その後夕食は夜9時〜10時頃と非常に遅いのです。
モロッコのお茶。ミントティーとお菓子が出ます。

最近はこの遅い夕食にも慣れてきましたが、毎回の食事でかなり糖分の高いものばかり摂取していて、本気で太りそうと思っています。ただ、今更ホームステイ先でいろいろ出してくれる食事を気にしているよりは、もう割り切ってモロッコ人のもてなしや食事を楽しんだ方がいいのかなと思い、最近は食べる量、時間帯、物もあまり気にしなくなってしまいました(笑)。

でも、モロッコ料理はとても美味しいです!この前はホストマザーにモロッコ料理の代表の一つであるタジン鍋の作り方を教えてもらいました!思ったよりも簡単に美味しく作れるので、任地で一人暮らしする時に自分で作ってみようと思います。

最近はこちらの天気もよくなってきて、晴れの日が続くようになりました。すぐ近くには海があるので時々散歩に行きます。土日はカップルや子ども連れ家族や若者たちでにぎわっています。下の写真はカップルでも子どもでも若者でもないけど(笑)、お気に入りの写真なのでアップします。

ここでは大西洋に沈む夕日がとても綺麗に見えます。この前は雲一つない晴天だったので、夕方海岸まで行ってみたら素敵な夕焼けが撮れました!

相変わらず家族のアラビア語会話にはついていけていませんが、最近は習いたての単語がちょくちょく聞き取れるようになってきたところです。フランス語もまだまだ満足できる程しゃべれないので、もっと努力が必要そうです。

明日からは赴任予定の任地を視察に行きます。ラバトから片道10時間とかなり離れたところに行きますが、ラバトとはまた違ったモロッコの風景を見ることができると思うので、それだけでも楽しみです。視察に関してはまたブログにて更新していきたいと思います。


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