2013/06/23

先輩隊員報告会 & 手芸心☆  

6月末はモロッコの学校の試験期間のために、今週は私の活動先団体には、自習しに来る学生や補習授業に参加する生徒などが出入りしていました。なんだかちょっと地域のコミュニティーセンターみたいだなと思いました。

一方で、試験が終わった学生は夏休みに入り、活動先団体の識字教育や非公式教育の授業もお休みとなるために、普段団体に足を運ぶ女の子や女性たちはほとんどいませんでした。

週の始めには、活動先の手芸の先生に招待され、ベルベル人集落の結婚式に参加してきました。ただ、この日は結婚式にゆっくり参加する時間があまりなかったので、ベルベル人の結婚式については別の機会にじっくりと味わった後にブログを書こうと思います。

今週の後半からは首都ラバトのJICA事務所にて、先輩隊員の中間/最終報告会と送別会が行われていたために、活動をお休みして参加してきました。

活動開始から1年が経った隊員の報告会と、2年間の活動を終え来週には帰国する隊員の最終報告を聞いたのですが、どの隊員の報告会もとっても良い刺激になる内容で、自分の今後の活動を考える良い機会となりました。

報告会後に行われた送別会では、幹事の隊員が手作りで企画し、とっても感動的な会となりました。思い出映像や美味しい食事も印象的だったけど、一番印象に残ったのは、任期を終えて来週には帰国する先輩隊員たちのメッセージ。どの隊員もこの2年間山あり谷ありの経験を振り返り、涙を流しながらそれぞれの活動終了に際する想いを語っていました。

中でも、私の任地の隣町に住み、私の配属時当初からお世話になった先輩隊員は、活動当初からフランス語に加えて、アラビア語とベルベル語という2つの言語を使って活動しなければならなかったことの難しさや、コミュニティーの人たちと一緒に過ごす時間の大切さを涙ながらに語っていて、思わずつられて私も泣いてしまったくらい感動的なメッセージでした。アラビア語に加えてベルベル語も学び、コミュニティーの人たちと分かち合うことの大切さを、彼のスピーチを聞いて改めて実感しました。


また、報告会後には私の職種である村落開発普及員の先輩隊員が活動する団体の女性たちの作品の販売会も行われていました。現在商品開発中の私にとって、他の隊員が活動する団体がどんな作品を作っているのか見るのは、いつもとても参考になります。
フェズ刺繍がとても可愛い
コースターとテーブルクロスセット

そして、世界遺産にも最近登録されたというラバトのメディナ(旧市街)では、先輩隊員から手芸のお店があると聞いて見に行ってきました。お店の中にはいろんなパーツやビーズなどがたくさん並んでいて、あまりにもたくさんあったので結局何を作ったら良いかわからずに適当に可愛かったパーツを買ってしまいました・・・。さて、何を作ろう。。。

また、布屋さんがたくさんあるところも先輩隊員に案内してもらいました。そこには狭い路地にたっくさんの布屋さんがあって、各店の中にはいろんな生地が並べらてれていました。あまりにもたくさんの生地があってここでも何を作ったいいか分からなかったけど、とりあえず可愛いサテン系の布を買ってみました。なんと1メートル10DH(約100円)ととってもお買い得!!ここには今後何度も立ち寄ることになりそうです。
生地のお店ではこんな風にお兄さん(?)たちが
生地の山の上に乗っかって売っていた!

ラバトではJICA事務所宛にお母さんから送ってもらった手芸(編み物)の本数冊が届いていました。電話で「編み物の本、何でもいいから適当に買って送って」とお願いしていたところ「家に私が使っていた昔の本なら家にあるけど」と言われたので、それを送ってもらいました。時代はちょっと前だけど、なかなか可愛い作品の作り方がたくさん載っている本だったので、活動の役に立ってくれそうです!
時代を感じる本の表紙・・・でも使えそう!
手前は私が試しに作ってみたコースター

そして、余談ですが、ラバトのメディナにて前から欲しいと思っていたモロッコのマルシェバッグをGET!お祈りの前の時間に店に立ち寄ったせいか、やったら急かすおじちゃん店長で、こちらもあまり値段交渉もしないまま買ってしまったけど、とっても可愛いデザインなので気に入ってます!
右側のバッグは斬新なデザインだけど、
裏と表で色が微妙に違って可愛い〜☆

このように、モロッコは可愛い雑貨ばっかりで、日頃から私の手芸心をくすぐっています。今後、活動先の女性団体にて商品開発をしていく際にも、何かとアイディアをくれそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿