今週は、同じ県内に住む先輩隊員の報告会に行ってきました。
参加させてもらったのは、助産師隊員の中間報告会と、小学校教諭の最終報告会。
2人とも私とは職種は異なりますが、助産師の場合、私が一緒に活動しているのは女性たちだから、女性の健康にまつわる状況を理解する手助けとなるかもしれないし、小学校教諭の隊員は私と同じ教育省配属であり、彼の活動先も私の活動場所と比較的近いために、今後の自分の活動の参考になるかもと思って参加させてもらいました。
報告会の前に、助産師の隊員が週に一回ラジオ体操を教えている学校に同行させてもらい、彼女が小学生を対象にラジオ体操を教えている様子を見学させてもらいました。
助産師隊員とはいえど、モロッコの人たちの健康を守るために幅広く活動しているんだなーと感心しました。大勢の子どもたちに囲まれながら、円の中心でラジオ体操を教える先輩隊員、いかにも協力隊!って感じでカッコよかったです!
そして、メインの報告会。
まずは助産師隊員の中間報告会。ここ1年間で行ってきた活動を報告し、そして今後1年間の活動目標などを、配属先の省庁の方々やJICAのスタッフの前で発表していました。プレゼンを使って写真や図、ビデオまでも交えてこれまでやってきた活動を分かりやすくフランス語で伝えていて、助産師としてこれまでに多くのモロッコのお母さんたちや赤ちゃんたちの健康を支えてきたんだなぁと実感しました。
そしてお次は、グルミマや隣町で活動をしてきた小学校教諭の先輩隊員の最終報告会。彼には私がグルミマに任地視察に来た時からお世話になっていたので、どんな報告会になるのか楽しみにしてました。報告では、彼が今までカウンターパートの学校の先生たちと、どんな工夫をしてより充実した小学校教育を進めて来たか説明されていて、彼と一緒に仕事をしてきた先生や、教えてきた子どもたちに対する熱い愛情を感じることができる、感動的な内容でした。
2人の報告会を聞いて、自分も先輩隊員たちみたいに早く実りのある活動をしたい!!と思うくらいにとっても良い刺激をもらいました!
そしてその翌日には、グルミマの隣町ティンジダッドの郊外にある野外博物館のLalla Mimounaというところに行ってきました。ピースコーボランティアに誘われて行ったので、自分は全くこの博物館のことは知らなく、あんまり期待していなかったのですが、予想以上に素敵なところでビックリ!
まず博物館の立地。
博物館はティンジダッドの町から少し離れたところにあり、周りは砂漠の荒野以外何もないようなところ。こんなところに誰が来るの???といいたくなるような場所です。町から離れているのでタクシーなど車で来ないとなかなか行けない距離です。
でも、可愛らしい博物館の門が迎えてくれて、これをくぐると向こう側には、広い敷地内に遺跡のような建物が点々と存在し、その中には昔の民族衣装、音楽、農業機具などが飾られていました。遊牧民族が暮らしていたテントなども展示してあって、なかなか興味深い内容でした。
元々この博物館が建てられる前には、ここに天然の湧き水があったようで、それを保存するためにも、わざわざ町から離れた砂漠のど真ん中にこの博物館を建てたようです。今は湧き水がでる所はきちんと保護されており、博物館の中に点々と存在します。
展示品の中でも、私が一番気に入ったのは、前からオンラインのモロッコ雑貨店でも気になっていた、モロッコのアンティークラグの「ポ・シャラウィット」!アラビア語で「ボ」はお父さん、「シャラウィット」は布きれの事だそうで、モロッコの田舎の暮らしでは、何でもリサイクルすることが当たり前で、古着や古カーテンなどもう使わなくなった布ものは、丁寧に色分けしてこんなふうにラグに生まれ変わるようです。任地の近くでも、これを作っている女性たちがいるそうなので、絶対に行きたい!と思ってます。
そして、下の写真は何だかわかりますか?(手前のたらいに浮かぶお椀みたいなやつ)
これ、実は水時計だそうです!お椀の中央に小さな穴があり、空のお椀をたらいに沈めると水が穴から侵入し、お椀が沈むまで約6分かかるそう。沈んだら右にある藁の茎を一本玉結びにして、2コ玉結びができたら12分、10コできたら60分という計算となるそうです。
ここではモロッコではあまり見ない犬を飼っていて、なんと7匹もいるとか!訪れた日は2匹の仔犬がいて、めっちゃ可愛かったです!
太陽が燦々と降り注ぐ大地に、砂漠の乾いた風が野外博物館の敷地内を吹いて、とっても気持ちいいところでした。
私にとってはなんだかモロッコの素敵な文化が凝縮された宝石箱のようなところでした。うまく説明できないけど、やっぱりモロッコ大好き!と思わせてくれるようなところだったのです。
ただ単に癒されるためにここに来るのもいいなーと思いました。また時間がある時にでも来ようと思います。
参加させてもらったのは、助産師隊員の中間報告会と、小学校教諭の最終報告会。
2人とも私とは職種は異なりますが、助産師の場合、私が一緒に活動しているのは女性たちだから、女性の健康にまつわる状況を理解する手助けとなるかもしれないし、小学校教諭の隊員は私と同じ教育省配属であり、彼の活動先も私の活動場所と比較的近いために、今後の自分の活動の参考になるかもと思って参加させてもらいました。
報告会の前に、助産師の隊員が週に一回ラジオ体操を教えている学校に同行させてもらい、彼女が小学生を対象にラジオ体操を教えている様子を見学させてもらいました。
助産師隊員とはいえど、モロッコの人たちの健康を守るために幅広く活動しているんだなーと感心しました。大勢の子どもたちに囲まれながら、円の中心でラジオ体操を教える先輩隊員、いかにも協力隊!って感じでカッコよかったです!
そして、メインの報告会。
まずは助産師隊員の中間報告会。ここ1年間で行ってきた活動を報告し、そして今後1年間の活動目標などを、配属先の省庁の方々やJICAのスタッフの前で発表していました。プレゼンを使って写真や図、ビデオまでも交えてこれまでやってきた活動を分かりやすくフランス語で伝えていて、助産師としてこれまでに多くのモロッコのお母さんたちや赤ちゃんたちの健康を支えてきたんだなぁと実感しました。
助産師隊員たちが共同で作り上げた 母親学級用の資料 |
2人の報告会を聞いて、自分も先輩隊員たちみたいに早く実りのある活動をしたい!!と思うくらいにとっても良い刺激をもらいました!
☆〜☆〜☆〜☆
そしてその翌日には、グルミマの隣町ティンジダッドの郊外にある野外博物館のLalla Mimounaというところに行ってきました。ピースコーボランティアに誘われて行ったので、自分は全くこの博物館のことは知らなく、あんまり期待していなかったのですが、予想以上に素敵なところでビックリ!
まず博物館の立地。
博物館はティンジダッドの町から少し離れたところにあり、周りは砂漠の荒野以外何もないようなところ。こんなところに誰が来るの???といいたくなるような場所です。町から離れているのでタクシーなど車で来ないとなかなか行けない距離です。
でも、可愛らしい博物館の門が迎えてくれて、これをくぐると向こう側には、広い敷地内に遺跡のような建物が点々と存在し、その中には昔の民族衣装、音楽、農業機具などが飾られていました。遊牧民族が暮らしていたテントなども展示してあって、なかなか興味深い内容でした。
元々この博物館が建てられる前には、ここに天然の湧き水があったようで、それを保存するためにも、わざわざ町から離れた砂漠のど真ん中にこの博物館を建てたようです。今は湧き水がでる所はきちんと保護されており、博物館の中に点々と存在します。
展示品の中でも、私が一番気に入ったのは、前からオンラインのモロッコ雑貨店でも気になっていた、モロッコのアンティークラグの「ポ・シャラウィット」!アラビア語で「ボ」はお父さん、「シャラウィット」は布きれの事だそうで、モロッコの田舎の暮らしでは、何でもリサイクルすることが当たり前で、古着や古カーテンなどもう使わなくなった布ものは、丁寧に色分けしてこんなふうにラグに生まれ変わるようです。任地の近くでも、これを作っている女性たちがいるそうなので、絶対に行きたい!と思ってます。
鮮やかな彩りが可愛いポ・シャラウィット☆ |
そして、下の写真は何だかわかりますか?(手前のたらいに浮かぶお椀みたいなやつ)
これ、実は水時計だそうです!お椀の中央に小さな穴があり、空のお椀をたらいに沈めると水が穴から侵入し、お椀が沈むまで約6分かかるそう。沈んだら右にある藁の茎を一本玉結びにして、2コ玉結びができたら12分、10コできたら60分という計算となるそうです。
ここではモロッコではあまり見ない犬を飼っていて、なんと7匹もいるとか!訪れた日は2匹の仔犬がいて、めっちゃ可愛かったです!
う〜ん、つぶらな瞳が何とも言えない・・・♥ |
太陽が燦々と降り注ぐ大地に、砂漠の乾いた風が野外博物館の敷地内を吹いて、とっても気持ちいいところでした。
私にとってはなんだかモロッコの素敵な文化が凝縮された宝石箱のようなところでした。うまく説明できないけど、やっぱりモロッコ大好き!と思わせてくれるようなところだったのです。
ただ単に癒されるためにここに来るのもいいなーと思いました。また時間がある時にでも来ようと思います。
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