先週の話になりますが、実は10月30日で31歳の誕生日を迎えました。
去年の誕生日のブログにも書きましたが、人生の半分以上(16歳〜31歳)の誕生日を海外で迎えていて、現在でも記録更新中です!(笑)
モロッコでは、大人が誕生日を迎える場合は特に誕生日だからと言って特別なことをするわけでもなく、逆に誕生日を迎える人が日頃からお世話になっている人にケーキやお菓子などを振る舞うとも聞いたことがあります。でも、実際に今までにモロッコに1年半以上住んでるけど、知り合いや友達が「今日私の誕生日なんだー」とか、「誕生日だからパーティーにいらっしゃい」とか言うこともほとんど聞いたことがないくらいに、大人はあまり自分の誕生日を祝わないようです。
そんなわけで、誕生日だからといって特に特別なことをするわけでもなく、逆に日頃よりも忙しく活動してました(笑)。
何をしてたかというと、活動先のアソシエーション2つの女性を1人ずつ連れて、グルミマから2時間くらい離れたところにある観光地、トドラ渓谷にある日本人女性が経営する宿に、アソシエーションの商品の納品に行ってました。
今回、この宿に納品に行くのは3回目。この宿には去年から納品させて頂いてて、主に日本人旅行客がたくんさん泊まるために、多くの方々に商品を買って頂いてます。去年から安定した売上を上げているので、今ではアソシエーションにとって大切な販売所となっています!
納品先が日本人宿ということもあって、私がリードして女性たちを連れて納品に行っていますが、今後私がモロッコを去ることを考えながら、徐々に女性たちにはこの納品の方法を覚えていってもらいたいと思って、あえて毎回違うメンバーを連れてきています。言語の問題もあって、帳簿を付けたり在庫確認などは私が中心となってやっていますが、これもいずれは女性たちがやり方を覚えて、自分たちでできるようにならないと続かないこと。私の残り任期もあと数ヶ月なので、徐々に諸々の作業を女性たちに移行させていかなくてはいけないと思いながら活動してる今日この頃です(後任要請は上がってないので、私の後に来るJICAボランティアはいません)。
結局、私も会計や在庫管理の方法はきちんと勉強したこともないし、ろくに経験もないので、やり取りに時間がかかってしまいました。今後女性たちが典子さんと在庫管理の確認をするには、より分かりやすい方法を用いてやらないと間違いが発生してしまう可能性もあるので、次回納品までには何かいい方法を考えないとなと思っています。
宿にて典子さんにお昼ご飯までごちそうになって、宿での在庫管理が終わったら、次は前回トドラ渓谷に来た時に、私が身にまとっていたタハルート(ベルベル刺繍のマント)を気に入って、自分の店でも販売したいと言ってくれたお土産屋の主に商品販売の交渉に行きました。女性たちと店の主(モロッコ人)を掛け合わせて、彼と彼女たち中心に交渉してもらったのですが、提案された買取価格が思ったよりも低くって、逆にこっちが損するくらいの金額でした。ただ、もし良く売れたら今後はたくさん買い取って、買取価格の単価も上げてくれるとのこと。今回は交渉のみで、一度女性たちにこの話を持ち帰ってもらって、他のメンバーと話してから決めるということにしました。
ちなみに、今日アソシエーションに行ったら、この話を持ち帰った女性が他のメンバーと真剣に話し合って、今後どうするか決めようとしていました。販路を開拓するいいきっかけを作ることができたみたいでちょっと嬉しかったです。今後の販路確保に少しでも繋がればいいけど。
あと、商品の納品の裏の目的は、活動先の2つのアソシエーション同士の情報交換の場を作ること。普段はちょっとしたライバル意識があるせいか、集落は3kmくらいしか離れていないのに、あまり交流したり情報交換をしないアソシエーションメンバーたち・・・(これは他の村落隊員も彼女の任地で実際にあることだと言っていた)。各アソシエーションから1人ずつこの日の納品に来てもらったので、バスでは私はあえて2人の女性が一緒に座れるように席を一列外して座ったりしたのだけど、思ったよりも女性たちは道中に会話せずに、ちょっと残念だったけど、まあこれは少しずつやっていくしかなさそうです。
結局、なんだかんだ言ってグルミマの家に帰宅したのは、夜8時過ぎ。一日かけて移動、アラビア語での会話、日本語<>アラビア語の通訳(なんちゃって通訳だけど)などをするのはやっぱり疲れる・・・。翌日からあるナツメヤシ祭り@エルフードでの日本文化紹介に参加するために、家で荷造りしたりしてから寝ました。特に誕生日らしきことはこの日はなーんにもしませんでしたが、今後同僚の女性たちが持続した販路を確保することのお手伝いが少しでもできたのならば、それで十分です。
そして、誕生日や誕生日以降もお祝いのメッセージを下さった方々に感謝です。
日本の家族や友達からは大分遠いモロッコで迎えた2度目の誕生日でしたが、平和に迎えることができました。どうもありがとうございました!
去年の誕生日のブログにも書きましたが、人生の半分以上(16歳〜31歳)の誕生日を海外で迎えていて、現在でも記録更新中です!(笑)
モロッコでは、大人が誕生日を迎える場合は特に誕生日だからと言って特別なことをするわけでもなく、逆に誕生日を迎える人が日頃からお世話になっている人にケーキやお菓子などを振る舞うとも聞いたことがあります。でも、実際に今までにモロッコに1年半以上住んでるけど、知り合いや友達が「今日私の誕生日なんだー」とか、「誕生日だからパーティーにいらっしゃい」とか言うこともほとんど聞いたことがないくらいに、大人はあまり自分の誕生日を祝わないようです。
そんなわけで、誕生日だからといって特に特別なことをするわけでもなく、逆に日頃よりも忙しく活動してました(笑)。
何をしてたかというと、活動先のアソシエーション2つの女性を1人ずつ連れて、グルミマから2時間くらい離れたところにある観光地、トドラ渓谷にある日本人女性が経営する宿に、アソシエーションの商品の納品に行ってました。
今回、この宿に納品に行くのは3回目。この宿には去年から納品させて頂いてて、主に日本人旅行客がたくんさん泊まるために、多くの方々に商品を買って頂いてます。去年から安定した売上を上げているので、今ではアソシエーションにとって大切な販売所となっています!
納品先が日本人宿ということもあって、私がリードして女性たちを連れて納品に行っていますが、今後私がモロッコを去ることを考えながら、徐々に女性たちにはこの納品の方法を覚えていってもらいたいと思って、あえて毎回違うメンバーを連れてきています。言語の問題もあって、帳簿を付けたり在庫確認などは私が中心となってやっていますが、これもいずれは女性たちがやり方を覚えて、自分たちでできるようにならないと続かないこと。私の残り任期もあと数ヶ月なので、徐々に諸々の作業を女性たちに移行させていかなくてはいけないと思いながら活動してる今日この頃です(後任要請は上がってないので、私の後に来るJICAボランティアはいません)。
結局、私も会計や在庫管理の方法はきちんと勉強したこともないし、ろくに経験もないので、やり取りに時間がかかってしまいました。今後女性たちが典子さんと在庫管理の確認をするには、より分かりやすい方法を用いてやらないと間違いが発生してしまう可能性もあるので、次回納品までには何かいい方法を考えないとなと思っています。
納品したての商品たち。 もしこの宿に泊まったら是非手に取ってみてください☆ |
宿にて典子さんにお昼ご飯までごちそうになって、宿での在庫管理が終わったら、次は前回トドラ渓谷に来た時に、私が身にまとっていたタハルート(ベルベル刺繍のマント)を気に入って、自分の店でも販売したいと言ってくれたお土産屋の主に商品販売の交渉に行きました。女性たちと店の主(モロッコ人)を掛け合わせて、彼と彼女たち中心に交渉してもらったのですが、提案された買取価格が思ったよりも低くって、逆にこっちが損するくらいの金額でした。ただ、もし良く売れたら今後はたくさん買い取って、買取価格の単価も上げてくれるとのこと。今回は交渉のみで、一度女性たちにこの話を持ち帰ってもらって、他のメンバーと話してから決めるということにしました。
私の活動先のアソシエーションのベルベル刺繍は特に綺麗だし丁寧! (私がどうこうしたというわけではなくて、元々スキルの高い女性が多い) |
ちなみに、今日アソシエーションに行ったら、この話を持ち帰った女性が他のメンバーと真剣に話し合って、今後どうするか決めようとしていました。販路を開拓するいいきっかけを作ることができたみたいでちょっと嬉しかったです。今後の販路確保に少しでも繋がればいいけど。
あと、商品の納品の裏の目的は、活動先の2つのアソシエーション同士の情報交換の場を作ること。普段はちょっとしたライバル意識があるせいか、集落は3kmくらいしか離れていないのに、あまり交流したり情報交換をしないアソシエーションメンバーたち・・・(これは他の村落隊員も彼女の任地で実際にあることだと言っていた)。各アソシエーションから1人ずつこの日の納品に来てもらったので、バスでは私はあえて2人の女性が一緒に座れるように席を一列外して座ったりしたのだけど、思ったよりも女性たちは道中に会話せずに、ちょっと残念だったけど、まあこれは少しずつやっていくしかなさそうです。
結局、なんだかんだ言ってグルミマの家に帰宅したのは、夜8時過ぎ。一日かけて移動、アラビア語での会話、日本語<>アラビア語の通訳(なんちゃって通訳だけど)などをするのはやっぱり疲れる・・・。翌日からあるナツメヤシ祭り@エルフードでの日本文化紹介に参加するために、家で荷造りしたりしてから寝ました。特に誕生日らしきことはこの日はなーんにもしませんでしたが、今後同僚の女性たちが持続した販路を確保することのお手伝いが少しでもできたのならば、それで十分です。
そして、誕生日や誕生日以降もお祝いのメッセージを下さった方々に感謝です。
日本の家族や友達からは大分遠いモロッコで迎えた2度目の誕生日でしたが、平和に迎えることができました。どうもありがとうございました!
おまけ: 典子さんの宿でみた、超可愛いラグ! |
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