今日で2011年3月11日に東日本を襲った東日本大震災からちょうど2年が経ちました。今日は訓練所で全てのスタッフと候補生たちが、震災が起こった14時46分に黙祷を捧げました。
震災が起こった今から2年前、私はその頃働いていたNGOピースボートの地下一階の事務所にいて、強い揺れを感じて机の下に潜ったのを覚えています。その数分後にテレビに映し出された津波の映像。いとこが住んでいた関係で私も何度か行ったことがある仙台名取市の畑が茶色い水にあっという間に覆われていったのを今でも覚えています。
あれから2年。震災後はまもなくピースボートが被災地支援を始め、私もその立ち上げ当初から数ヶ月間被災地にボランティアを派遣する業務を担当していました。震災から2週間後に被災地入りし、石巻専修大学に仮で作られたボランティアのテント村にて真冬の中寝泊まりした際、そこで被災地支援に来ていた協力隊OB/OGに出会ったのも覚えてます。その頃、いつか私も絶対に応募してみるんだ!と思っていました。
あれから2年。今日、ちょうど派遣前訓練の山場にあたる訓練言語の最終試験がありました。2年前はまさか自分がその2年後に協力隊に合格し、二本松訓練所にいるとは思っていませんでした。でも、2年前に掲げていた夢が着々と叶おうとしているのかなと思います。
今日は試験後に、今までの62日間の訓練所生活を振り返り、そして2年後に任務を終えて帰国する自分がどんなことを達成していてほしいかなど考える機会がありました。何を達成したいかは、2年後にある程度それを達成できていたらシェアします(笑)。
そして最後に私たちが行く任国にそれぞれの訓練生の名前が描かれた地図に、半年後の自分へのメッセージを書いて貼って、今後の活動に向けて想いを馳せました。もうあと3日後にはこの訓練も終了し、もう同じメンバーが一斉に集まる機会はおそらく二度と来ないのだろうと思うけど、でも任国にいてもお互いがつながっていられたらいいなと思います。
2011年3月11日—あれから2年経った今、2年前の自分がどう成長し、その成長をどのように今後の活動に活かせていくことができるのか。これからの2年間、一体どういった活動をしていき、モロッコでは何を残して帰ることができるのか。。。不安もありますが、やっと叶った協力隊の道なので、楽しみという気持ちの方がいっぱいです。その気持ちを忘れずに、残りの訓練所生活やモロッコでの活動を精一杯頑張ろうと思います。
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