2022/06/18

ザンジバル(タンザニア)に行ってきました!Trip to Zanzibar

しばらく前にケニアに行ったという記事を書いたのですが、ケニアでの1週間の滞在を終えてすぐに、首都ナイロビから約2時間ほどの直行便に乗って、タンザニアの東部に浮かぶ島、ザンジアバル島に行ってきました。

ザンジバルというと、エメラルドグリーンに白い砂浜だったり、ロックバンドQUEENのボーカリストのフレディー・マーキュリーの生家があることからも有名です。以前から行ってみたいと思ってたけど、流石にそんなリゾート地に一人で行くのはつまらないと思ったので、友人や同僚などに何人か声を掛けてみたところ、このひとつ前に投稿したケニアでの旅にも同行してくれたキルギス人同僚(ソマリア勤務)が一緒に来てくれることになりました。そしてもう一人、私がスーダンで働いていたころに知り合った、元スーダン協力隊員で現在NGO勤務の友人(日本人)もザンジバル日程のみ合流してくれることになりました!

ところが、キルギス人の同僚がケニアの旅行中に体調不良を訴え、ザンジバルまでも一緒に移動したのはいいけど、一向に体調は回復せず、残念ながらザンジバル滞在3日目には急遽母国へ帰国することになりました。。。結局、スーダンから合流してくれた友人(Bさん)と二人で旅を続けることにしました。

ザンジバルは綺麗な海でも有名ですが、ストーンタウンという世界遺産の街並みもとても素敵でした。過去にオマーンのスルタンがザンジバルを統治し、地理的な位置からインドからのスパイスなどもたくさん入ってきて、別名スパイスアイランドと呼ばれるザンジバルですが、このような歴史から、イスラムの建築様式などが旧市街にはたくさん見受けられました。まるでモロッコのスークを思い出させるような狭い道にびっちりとお土産屋さんなどが並んで、かなりテンション上がり、買い物を大いに楽しみました(笑)。Bさんも買い物大好きで、二人でフィーバーしててやばかったです、笑。ちょうど私たちが滞在していた期間に、イスラム教のラマダン明けのお祭りが重なったので、お祭りの日には正装をした地元の人の姿を目にすることも出来ました。あと、もちろんフレディー・マーキュリー博物館にも行きましたよ。

美しい木工細工の施されたドアが旧市街あちこちにある

フレディー・マーキュリー博物館

モロッコのスークに似てる

木工細工がどれも美しい!
旧市街にある細工がされたドアは本当に綺麗でした。

見ているだけで心が弾む!何か買いたかったけど、飾るところがないので、諦めた。。



イードの日。街の人はみんな正装してた。

アフリカ布がカラフルで可愛い!
お土産買うのが楽しい!


ストーンタウンから半日で行ける、プリズンアイランドというところに行って観光したり、夕日が綺麗に見えるレストランで食事したりして、ストーンタウンあたりを堪能した後は、島の東部に移動して、エメラルドグリーンの海と白い砂浜の景色を楽しんだのでした。
ストーンタウンからフェリーで30分ほどのところにあるプリズンアイランド


島の東部にあるPajeというところに移動して、海のすぐ近くにホテルがあってプールもあるという最高のロケーションの宿にて3日間ゆっくりと過ごすことにしました。
ホテルのレストランからの眺め。最高!

ホテルのレセプションで常に寝ている猫の親子。
いじっても全然抵抗しなくて、めっちゃ可愛かった💌

The Rockと呼ばれる、インド洋の中に立つレストラン。
値段は高めだけどザンジバル東部に来たら行く価値はあると思う。
眺めいいし、海の上で食事やドリンクが楽しめるので気分が上がる!


The Rockの夜バージョン。
うちらは昼間に行ったけど、昼の方が景色を楽しめるのでおすすめかと。


Pajeから車で30分ほど行ったところではシュノーケリングができるということなので、シュノーケリングツアにー参加することに。私たちが行ったのは5月でちょうど雨季に当たる時期だったので、この日も最初は雨がかなり降っていて、どうなることやら・・という感じだったのだけど、途中で晴れ間が差し、結構たくさんの魚と一緒に泳ぐことが出来ました!ガイドさんがサービスでヒトデをたくさん取って見せてくれました。
こんなにヒトデって色が鮮やかだとは知らなかった

ここまで海が緑で綺麗なところに行ったのは、ポートスーダン以来かも

Pajeの滞在中に、ドルフィンウォッチングもやりたいよね!ということになって、朝早く起きてツアーに参加することを試みたのですが、初日は悪天候で船を出すのは難しいかも・・という知らせが入り、とりあえずホテルからツアーが出発するところまで車で行ってみたのですが、見たところツアーで使われるのは普通の小型の木製の漁船で、雨と風があって海もかなり荒れている・・・。これはやばいかも・・と思い、この日はツアーを断念。。。

翌日再度チャレンジということで同じ漁村に行ってみたが、この日も前日よりは少し海と風は落ち着いてるとはいえど、木製の船は岸で結構波に揺られているし、友人とガイドさんと、どうしよう・・と相談し、最終的にはガイドさんのいうことを信頼して、行ってみることに!

陸を30分ほど離れたところの沖に出るのかも思いや、なんとモーターエンジン付きの漁船で沖へ行くこと約2時間・・・!!その間、波に何度もバッサー!と飲まれ、私たちは船の座席にしっかり捕まっていないと振り落とされそうな時が何度もあり、かなりハードなツアーに参加してしまったなあと、私たちは苦笑い・・・。すれ違う船もほとんど見えずに寂しくなる・・・。時々他の観光客が乗った船が見えて、あっちの方にイルカが見えたぞ!と言われると、ガイドさんがスピード上げて見えたと言われる方に急いで行ってみるが、なかなか見えない・・・。

結局、沖へ出てから2時間ほどはインド洋のど真ん中でイルカを探し続け、うちらももう見えなくてもいいから帰ろう・・・と思った頃に、近くを通った別の船が、「あっちに見えたぞ!」と教えてくれ、そちらの方へ行ってみたところ、なんと3〜4頭くらいのイルカが近くを泳ぐのが見えました!

結局、帰りも荒波に揺られて、海にも入っていないのに、荷物も全身びしょびしょになりながら無事に陸へ到着しました・・・。こんなかなりアドベンチャラスな体験はアフリカでないとなかなか出来ないかと思います。とにかく、船が転覆せずに無事に陸へ帰ってこれたのが何よりでした・・・・(正直ツアー中何度か、船が転覆してザンジバル島沖で日本人旅行者二人が溺れたってことがニュースになるんじゃないかと心配しました。友人Bさんも私も若い頃に水泳教室に通った経験があったので、万が一海に投げ出されてもライフジャケットつけてるしなんとか泳げるだろうという自信はあったのですが、海で泳げないという人は、波が荒い日はこのツアーには参加することはお勧めできません・・・)。

サバイバルツアーの後はホテルでゆっくりと海辺の景色やレストラン・バーでの美味しい食事を楽しんで、あっという間に滞在期間は過ぎていったのでした。

今回は雨季に当たってしまったので、天気がイマイチな日もあったのですが、次はぜひ乾季にも来てみたいなと思いました。ザンジバル行ったことない人はお勧めです!

2022/06/05

ケニアに行ってきました Trip to Kenya

 しばらくブログの更新を怠っていたのですが、実は今月でウガンダに着任してからちょうど一年が経ちます。ウガンダ国内には10の国立公園があって、近場だと車で1時間半ほどのところもあります。国内で2番目に大きい国立公園のQueen Elizabeth国立公園に4月中旬に行ってきて、象、ライオン、バッファローなどの動物を見れてとても感動したのですが、ケニアのサファリはもっと凄いと友人から聞いていたので、ウガンダのお隣の国ということもあって近場なので、東アフリカにいるうちにこの地域の近隣国も行っておかないと!と思い、ケニアのナイロビに行ってきました。

実はケニアは2009年にピースボートにボランティア通訳として乗船した時にモンバサ(ケニア東部の港町)に寄港して、その時に初めてアフリカを訪れました。でも首都のナイロビは一度も行ったことがなかったのと、スーダンに勤めていた時の元上司や同僚が何人も現在勤務しているということもあって、彼ら彼女らとの再会も兼ねて、1週間滞在することにしました。

アフリカの首都は、カンパラ(ウガンダ)、アディス・アベバ(エチオピア)、ダカール(セネガル)、キガリ(ルワンダ)、ハルツーム(スーダン)、カイロ(エジプト)、ラバト(モロッコ)など行ったことがありますが、これらの都市とは比べ物にならないほど発展していて、高層ビルや立派なショッピングモールなどがたくさんあってびっくりしました。

でもケニアと言ったらやっぱり、野生動物を見学するサファリ!前からライオンキングのミュージカルが好きだったのもあって、いつか絶対サファリに行って動物を見てみたいと思っていたのです。今回行ったのは、王道のマサイマラ国立公園と、都会にある世界でも珍しいナイロビ国立公園です。

とにかくたくさんの写真を撮ったので、ここからは動物の写真(大量)をお楽しみください。

まずはマサイマラ国立公園の写真から・・・。



ハイエナの若干謎の笑み






バッファロー

名前忘れた・・・(笑)

ウガンダの国鳥であり、国旗にも描かれているホオジロカンムリヅル





ハイエナ



映画やミュージカル「ライオンキング」にも出てくるプンバ(イボ猪)

チータとキツネ

うちの猫がよくやる寝相と同じ・・・(笑)



トピの群れ

ヒョウ!




バッファローの群れ





マサイ族の人々
男性の中で一番高くジャンプできる人が、一番美しい女性を手に入れられるとか















私が今回行ったのは、4月下旬ということもあって、観光客がピークとなる動物の大移動の季節(6月〜8月頃)からは外れていたこともあって、国立公園やホテルは空いてましたが、それでも十分に動物は見れたと思います。

マサイマラでは、英語でいう動物の「Big Five」(象、ライオン、バッファロー、ヒョウ、サイ)のうちのサイ以外の4種類の動物は見れたのですが、サイはナイロビ国立公園では割と見える確率が高いということをガイドさんから聞いて、同公園にも行ってみました。



国立公園入ってから約30分後、やっと一頭のサイを発見!

ライオンがちょうどシマウマを仕留めて食べているところだった。
上空には鷹のような鳥がおこぼれを狙っている様子だった。


キリンの群れ

このキリンは妊娠中
そして後ろのビル街に注目。世界でも野生の動物とビルが同時に見えるところって珍しい。




やっとサイの家族に出会えた!

親子が可愛い

後ろ姿も可愛い・・・

泥遊び

私たちのジープにも怖がらず、近くからの眺めを堪能させてもらいました









































































そして、ナイロビから西側へ3時間ほど行ったところにある、ナイバシャ湖とその近くにあるHell's Gate(地獄への入口)と呼ばれる渓谷があるところにも日帰りで行ってきました。ここは昔の火山活動で渓谷や湖が造られ、渓谷や湖周辺にも野生の動物(シマウマやキリンなど)がいました。天気が良かったので、とても気持ちよかった一方で、とても日焼けしました。


奥で煙が見えるのは、地熱だそう。この付近では地熱発電所もあるそう。




この渓谷を往復16キロほどチャリこいだら、元々仕事の関係でTシャツ焼けしていた腕が更に焼けた(苦笑)

カバが湖の中にはたくさんいた


湖畔に普通にシマウマがいるところがすごい











ナイロビ滞在中には昔一緒に働いてた同僚とも再会できて、とても充実した1週間でした。今回行けなかった他の国立公園にも行ってみたいところです。

その翌週はタンザニアのザンジバル島に行ってきました。それに関しては次の記事にて!