さて、いよいよ旅も終盤に入ってきた。
シェフシャウエンからは、今でもモロッコで活動している後輩隊員のKくんがいるララシュまで行く予定だった。Kくんは活動の関係で私がララシュまで行く前日までモロッコの北東部の街に出張していて、私がララシュに到着する時間と同じくらいのタイミングで出張から戻るとのことだった。彼と、シャウエンからララシュまでの行き方や到着する時間などを電話で確認していたところだった。
なんだけど、実はシャウエンを出発してララシュへ行く日の朝、急遽ルートを変更し、首都ラバトへ向かうことになった。まだ詳細はここには書けないけど、ラバトでとある人物に会うことになったのだ。
直接ラバトに行く方法はあるけど、民営バスに乗って時間がかかるということだったので、ルート的には回り道だけど、時間的には早いという、テトゥアン経由ラバト行きのルートで行くことにした。
シャウエンからテトゥアンに行く道も結構な山道で、運良くテトゥアン行きの乗り合いタクシーが貸し切り状態になったので(料金は一人分しか払わなくって済んでラッキー!)、親切な運ちゃんは私が写真を撮ろうとするたびに車を徐行運転にしてくれたり、「車を停めようか?」と言ってくれたりして、優しかった。
そしてテトゥアンでラバトへ向かう直行便バスに乗り換える際に、若干時間があったから、一度だけ過去に行ったことのあるテトゥアンの旧市街に入って、以前テトゥアンにいた隊員が他の隊員に紹介していた小さなバブーシュ(モロッコの革製スリッパ)のキーホルダーを作るおじさんに会いに行ったりしてみた。
ちなみに、テトゥアンの旧市街で15DH(約150円)で無地のかごバッグを売っていたので、それを買って、帰国後に、シャウエンでは確か150DH(約1500円)程度で売っていたポンポン付きのカゴバッグを自分で再現してみた。自分で作るのは時間かかったけど(2時間くらい)、実質大体10分の1で自分で再現できるのならばお得なもんだい!
テトゥアンからラバトへの道のりまっすぐだけど長く、ラバトに着いたのはもう夕方。過去にラバトで隊員として活動し、今はフリーでラバトに戻ってきているCさんのお家に急遽お邪魔しました(Cさん、ありがとう〜!)
翌日は、前述の人物とも無事に会えて、用が済んだら元々シャウエンから直接行くはずだったララシュへ向かった。ララシュの隊員Kくんは夕方まで活動だってことだったので、ララシュを通り越して、先にアシラという街に立ち寄ってみることにした。
帰国便では、映画「ミッション・インポシブル」の最新版が上映されていて、その舞台の一部がモロッコだと聞いていたから、観てみることにした。モロッコの懐かしいいろんな風景が出てきて、早速「はあ〜、またモロッコに戻りたい〜」とモロッコを出発してすぐに思ってしまう私・・・(笑)。やっぱり、モロッコが好きなんです。
ということで、あっという間に過ぎたモロッコへの2週間の旅でしたが、こうやって無事に過ごせたのも、現地で私を泊めてくれた現役隊員や過去隊員の皆さん、グルミマの女性たちやトドラ渓谷の典子さん、イミルシルのアジズなどのお陰です。
今回は日程の関係などで会うことができなかった隊員の皆さんやスタッフの皆さんにも、また近い将来会えることを願ってます!
またいつか近い将来、モロッコに行けることを願って・・・・。インシャッラー!
シェフシャウエンからは、今でもモロッコで活動している後輩隊員のKくんがいるララシュまで行く予定だった。Kくんは活動の関係で私がララシュまで行く前日までモロッコの北東部の街に出張していて、私がララシュに到着する時間と同じくらいのタイミングで出張から戻るとのことだった。彼と、シャウエンからララシュまでの行き方や到着する時間などを電話で確認していたところだった。
なんだけど、実はシャウエンを出発してララシュへ行く日の朝、急遽ルートを変更し、首都ラバトへ向かうことになった。まだ詳細はここには書けないけど、ラバトでとある人物に会うことになったのだ。
直接ラバトに行く方法はあるけど、民営バスに乗って時間がかかるということだったので、ルート的には回り道だけど、時間的には早いという、テトゥアン経由ラバト行きのルートで行くことにした。
シャウエンからテトゥアンに行く道も結構な山道で、運良くテトゥアン行きの乗り合いタクシーが貸し切り状態になったので(料金は一人分しか払わなくって済んでラッキー!)、親切な運ちゃんは私が写真を撮ろうとするたびに車を徐行運転にしてくれたり、「車を停めようか?」と言ってくれたりして、優しかった。
ちなみに、テトゥアンの旧市街で15DH(約150円)で無地のかごバッグを売っていたので、それを買って、帰国後に、シャウエンでは確か150DH(約1500円)程度で売っていたポンポン付きのカゴバッグを自分で再現してみた。自分で作るのは時間かかったけど(2時間くらい)、実質大体10分の1で自分で再現できるのならばお得なもんだい!
これが買った時の状態(無地バージョン) |
ポンポンとモロッコの国旗にある星を付けてみた |
同上(だけどこっちの面の星は赤にしてみた) |
翌日は、前述の人物とも無事に会えて、用が済んだら元々シャウエンから直接行くはずだったララシュへ向かった。ララシュの隊員Kくんは夕方まで活動だってことだったので、ララシュを通り越して、先にアシラという街に立ち寄ってみることにした。
アシラは海岸に面した小さな街で、雰囲気としては、モロッコのもう少し南にある港町エッサウイラにも似ている、青と白が綺麗な街。毎年ここではアートフェスティバルが開かれて、アーティストたちが壁に絵を描いてこの街を彩る。
この絵がめちゃくちゃ可愛くて、持って帰りたいくらいだった・・・。 |
到着した時間がちょうど金曜日の午後ということもあって、お土産やさんなどお店の多くは閉まっていたのが若干残念だったけど、隊員時代には来れなかったアシラに来ることができて満足。
そしていよいよララシュへ。ララシュのタクシー乗り場に到着して、しばらく乗り場で待っていると、ララシュ隊員のKくんと、他の任地で活動してるけどわざわざララシュまで来ていたSくんが迎えに来てくれた。
「あ〜、あらたさん、どうも〜!」
「あ〜、Kくん、Sくん、久しぶり〜!」
私が日本に本帰国して以来会っていなかったこの二人だけど、実はまだ4ヶ月ぶり程度だったので、久しぶりっちゃ久しぶりなんだけど、3ヶ月毎にある帰国隊員の送別会などで首都にあるJICA事務所に上がらない限り、モロッコは国土が広いから3ヶ月以上遠い任地で暮らす隊員同士が会わないのは結構普通のこと。
「いや〜、あらたさん、(帰国せずに)フツーにグルミマにいたって感じですね、笑」
本当にその通りの感覚なのだ、笑。
そして、ララシュでは私のモロッコ同期隊員であるKちゃんにも会うことができた。実は彼女は任期満了後もモロッコの支援活動に携わっていて、彼女の出張先がなんとララシュだったのだ!
KくんもSくんもKちゃんも私も皆、村落開発普及員(現:コミュニティ開発)という職種こともあって、ララシュにて奇跡の村落隊員の再会!Kくんの家で盛大(?)にディナーと酒盛りと最近のみんなの話題で盛り上がったのでした〜!
翌日は、ララシュの街を散策。私は同じモロッコ国内でもララシュからは遥か遠く、気候や自然、産業なども全く異なるララシュは新鮮だった。それに、私以外の3人が魚とかの魚介類のついて詳しいこと!さすがみんな漁業隊員〜!(私は同じ村落隊員だったけど、主に手工芸分野に携わっていたので、漁業についてはさっぱりわからない・・・)
みんなで過ごす時間もあっという間に過ぎて、Sくんと一緒にラバトへ向かって、その日の晩は、JICA事務所のスタッフさんやご家族も一緒に大人数で食事をいただきました〜。久しぶりに職員の方々ともお話ができて、楽しかったし、元気をもらいました!
その翌日は、ラバトからカサブランカへ向かって、カサブランカ空港からドーハ経由で日本に無事帰国したのでした。
帰国便では、映画「ミッション・インポシブル」の最新版が上映されていて、その舞台の一部がモロッコだと聞いていたから、観てみることにした。モロッコの懐かしいいろんな風景が出てきて、早速「はあ〜、またモロッコに戻りたい〜」とモロッコを出発してすぐに思ってしまう私・・・(笑)。やっぱり、モロッコが好きなんです。
ということで、あっという間に過ぎたモロッコへの2週間の旅でしたが、こうやって無事に過ごせたのも、現地で私を泊めてくれた現役隊員や過去隊員の皆さん、グルミマの女性たちやトドラ渓谷の典子さん、イミルシルのアジズなどのお陰です。
今回は日程の関係などで会うことができなかった隊員の皆さんやスタッフの皆さんにも、また近い将来会えることを願ってます!
またいつか近い将来、モロッコに行けることを願って・・・・。インシャッラー!