今までに何度かブログを開設しようと思ったこともあったけど、どうしても一歩踏み出せずにいた私…。ですが、この度念願の青年海外協力隊に合格し、任地でどんな生活を送っているのか友達や家族に伝えるためにも、ブログに書いてみようと思って、ついにブログを始めました!
とりあえず、まずは自己紹介などから。
◉東京都生まれの東京都育ち
地元の公立小中学校へ通っていたけど、中学校の英語の授業で見たアメリカの映像をきっかけに海外に興味を持つようになり、その頃から留学を目指すようになった。特に、伝統文化を重んじたり長い歴史を持つイギリスに興味を持って、長期海外留学の本やイギリスに関する本をひたすら読んだ。当時、日本の教育制度や社会にも疑問を持っていて、個性を重んじると本に書かれていたイギリスの教育制度にはとても惹かれた。とにかくイギリスの何もかもが魅力的に思えて、自分は絶対にイギリスに住むしかないと思い込んでいた(笑)。親を数ヶ月間かかって説得し、中学卒業後にイギリスに長期留学させてもらうことになった。
◉イギリス留学生活
1999年4月、イギリス長期留学開始。ロンドン南部にあるEast Sussex州にある語学学校に通い、その後9月からロンドン北東部Essex州にある田舎の寄宿制学校の小中高一貫校の高等部に
Felsted Schoolに通った。最初は英語の授業についていくのに必死で、ひたすら勉強と音楽に励む4年間を過ごした。
その後
Durham Universityにて地理学を専攻。Durhamは世界遺産の大聖堂(実は映画「ハリーポッター」1作目のロケ地だった!)とお城があるとっても綺麗な町。大学時代はいろんな種類のダンスや、日本人留学生と現地学生が交流できるサークルのAnglo-Japanese Societyの運営などに明け暮れた。
その後、色々迷ったけど前からやってみたかった通訳・翻訳業務を自分の専門とするべく、当時日本語と英語の通訳・翻訳を大学院レベルで教えている大学の一つであった
Newcastle Universityの通訳翻訳修士課程に進むことにした。2年間通訳・翻訳理論の勉強や実践に漬かった(通常イギリスの大学院は1年間だけど、このコースは2年間だった)。その時に一緒にシェアハウスに住み、過酷なコースを共に終えた戦友たちは、今でもかけがえのない友達たちとなった。
2008年に大学院を卒業し、学生ビザが切れるまではイギリスでフリーランス通訳をしながら就職活動をしていたけど、結局自分がやりたいような仕事はイギリスでは見つからない気がして、日本に完全帰国することに決めた。進路に迷っていた時にインスピーレーションをくれたのは、Apple社の元CEOの故スティーブ・ジョブス氏のスピーチ。15分程のスピーチだけど、私が特に影響を受けたのは以下の部分。
「先を読んで点と点をつなぐことはできません。あとから振り返ってみて初めてできるわけです。したがって、あなた方はどこかで点と点がつながると信じなければなりません。(省略)・・・点と点がつながることを信じることで、それがたとえ皆の通る道から外れても、自分の心に従う自信が生まれます。」
当時、「●●じゃないといけないからXXのような仕事をしないといけない」と考えたりして就職活動をしていたが、自分がやりたいことはそうではないことに気づいた。自分の気持ちに正直になって、本当にやりたいことを追求した方がいいのではないか。それと同時に、人はいつ死ぬのか分からないのだから、それならば「△△やっておけばよかった」って思って死ぬよりは、「△△やっておいてよかった」って思って死ぬ方がまだいい、と思って、自分が本当にやりたいことをまずはやってみようと決意した。
◉国連広報センターでインターン
そこで挑戦したみたのは、
国連広報センターのインターン。前から国際協力の分野に興味はあったももも、どうやって経験を得たら良いのかわからなくて、知識と経験を増やすために応募してみた。日本帰国後すぐに面接に行って合格し、6ヶ月間インターンを務めた。翻訳やプレスクリッピング、広報活動、事務総長来日企画補佐などを担当し、貴重な経験を得ることができた。
◉ピースボート地球一周の船旅
インターンに加えて、数年前からずっと挑戦してみたいと思っていた
ピースボートの通訳ボランティアにも応募することを決意した。自分が勉強してきた通訳・翻訳のスキルを活かし、国際情勢を学び、かつ自分の目で世界を目の当たりにすることができるなんて、まさに一石三鳥のポジションだと思った。めちゃくちゃ乗船したかっだけに、合格が決定した時は本当に嬉しかった!そして、2009年8月末にピースボート第67回クルーズに通訳ボランティアとして乗船。初めての地球一周の船旅に出発した。
ピースボートでの体験は本当に刺激的だった。寄港地ツアーでの通訳業務や、様々な国から乗船してくるゲスト(水先案内人)たちの講座の通訳や企画運営補佐、いろんな人たちとの出会い、今までに考えもしなかった世界的な問題を目の当たりにすることなど…。その3ヶ月間で学んだことは、今までの人生で学んだことよりも多い気がするくらいいろんなことを体験し、学ぶことができた気がする。そして、そこでできたかけがえのない仲間たち…。そんな刺激たっぷりのピースボートに魅せられて、スタッフになることを決意した。
◉ピースボートスタッフになる
2010年にスタッフになって以後、通訳ボランティアのコーディネーターや国際部のコーディネーターとして計4回地球一周の船旅に乗船した。どのクルーズも乗船するスタッフや乗客が異なるし、寄港地も異なるので、毎回新しい発見や出会いがあってとても刺激的な職場環境。スタッフの国籍やバックグランドも様々で、こんなに多様性に富んで、やりがいのある職場はなかなかないと思う。もちろん大変なこともたくさんあるし、お給料もそこまで良いわけではないけど、それでも続けたのはやっぱり仕事の面白さややりがいがあったから。船での業務以外にも、
東日本大震災の災害支援業務や、
脱原発世界会議の企画運営などにも関わることができて、ピースボートにいた3年間は本当に色々なことを学ばせてもらったし、かけがえのない仲間たちにも出会った。
◉青年海外協力隊員としてモロッコへ
それでも、ピースボートを2012年12月に退職することを決意した。理由は、以前から挑戦してみたいと思った
青年海外協力隊に合格したから。派遣先は初めてピースボートで訪れたときから好きになっていた北アフリカの国、モロッコ。村落開発普及員(現在:コミュニティ開発)という職種で、私の合格した要請は、モロッコの農村地にある女性団体を手工芸品や地域特産品開発と販路拡大を通して支援するという活動内容。派遣予定日は2013年3月26日。どんな生活が待っていることやら…。それは現地についてからのお楽しみ☆
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◉→◉→◉→◉…と続いて行く、振り返ると見えてくる点と点のつながり…。そんな人生の点と点を世界のいろんなところでつなぎながら、今後も新たな点を世界のどこかで創り出していきたいという想いを込めて、このブログのタイトルにしました。
ということで、このブログではモロッコでの青年海外協力隊活動や派遣前研修など、諸々日々の生活を綴って行く予定です。
実は日記や文章を書くことはとても苦手で、三日坊主になってしまいがちなので、継続してブログを更新できるように頑張ります!
Arata
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